国交省から2通目のハガキが届いた方へ。2027年3月期限「貨物軽自動車安全管理者」選任に向けた準備の再確認

2026年4月15日

国交省から2通目のハガキが届いた方へ。2027年3月期限「貨物軽自動車安全管理者」選任に向けた準備の再確認

株式会社ロジクエストは、国土交通省登録(登録番号:JG003)の講習機関です。

2025年1月までに軽貨物運送の経営届を国土交通省に出されている事業者に対して、2025年2月頃と2026年4月頃に、国土交通省から「安全規制の強化」を知らせるハガキが計2回届いているのではないでしょうか。

「また同じ内容だろう」と見過ごしてしまいがちですが、1通目が「制度改正の周知」だったのに対し、2通目は具体的な期限と内容を改めて周知する「再確認」の性質を持っています。
現在はまだ猶予期間中ではありますが、2027年3月の期限に向けて「今、何を準備しておくべきか」。実務をスムーズに進めるためのポイントを整理します。

なぜハガキが2回届くのか?「周知」から「制度定着」への再確認

2枚のハガキを比較すると、国交省が段階的に制度の定着を図っていることがわかります。

  • 1通目(2025年2月): 「安全対策が施行されます」という予告と周知
  • 2通目(2026年4月): 「貨物軽自動車安全管理者の選任が法令上の義務となっております」という制度の再確認

2通目のハガキは、猶予期間の終了を前に、全ての事業者が適切に「貨物軽自動車安全管理者」を選任できるよう、改めて制度の内容と期限をアナウンスするものです。ハガキには「行政処分の対象となることがある」という記載もあり、猶予期間が終わる2027年4月以降に備え、確実な準備が求められています。なお、この猶予期間が適用されるのは、2025年3月31日までに経営届出を行っている事業者となります。

株式会社ロジクエストの
貨物軽自動車安全管理者講習

株式会社ロジクエストの貨物軽自動車安全管理者講習

【2027年3月期限】貨物軽自動車安全管理者の選任と講習受講のスケジュール

ハガキに記されている重要な日付が、2027年3月末です。この日までに、「貨物軽自動車安全管理者講習の受講」と「運輸支局への選任届の提出」を完了させる必要があります。

混雑回避のためのおすすめは余裕を持たせて「2026年9月末」

制度上の最終期限は2027年3月ですが、実務をスムーズに、かつ確実に終えたいと考えている方は、2026年9月末頃までの完了を目指すスケジュールをおすすめします。

その理由は、ハガキにも記されている「行政窓口(運輸支局)の混雑予想」です。
ロジクエストの講習はeラーニング形式のため、スマホでいつでも受講でき、講習自体の順番待ちはありません。しかし、受講後の「選任届」を受理する運輸支局は、期限が近づくほど届出が集中し、窓口が非常に混み合う可能性があります。

不測の事態を避け、余裕を持って手続きを済ませるためにも、窓口が比較的落ち着いている2026年9月頃までに、一通りの実務を完了させておくのが理想的です。

【補足】もうひとつの期限「適性診断」について

今回のハガキには、貨物軽自動車安全管理者の選任のほかに「適性診断の受診」についても記載されています。こちらについては、講習よりもさらに1年長い猶予が設けられています。

適性診断の受診期限:2028年3月末まで

適性診断については2028年3月までとまだ時間があります。特に2025年3月31日までに軽貨物運送事業の経営届出を行っている既存事業者の方は、まだ猶予期間はありますが、直前になって慌てないよう、早めの受診をおすすめします。

※適性診断はロジクエストでは提供しておりません。受診方法や実施機関については、国土交通省等のWEBサイトでご確認ください。

受講後は「貨物軽自動車安全管理者選任届」の提出で準備完了

ハガキには「受講後は、速やかに運輸支局等へ『選任届』を提出してください」と記載されています。講習修了は「選任」のための重要なステップです。

  1. スマホで受講:

    ロジクエストのeラーニングで講習を修了
  2. 修了証を準備:

    マイページから発行される修了証を印刷
  3. 選任届を提出:

    管轄の運輸支局へ「貨物軽自動車安全管理者選任届」を提出(修了証を添付)

ハガキによる再確認が行われたこのタイミングで、現在の準備状況を一度チェックしてみてはいかがでしょうか。窓口が混み合う前に、ご自身のペースで進められるeラーニングを活用し、早めに「宿題」を終わらせておくことを推奨します。

【実務FAQ】テストへの不安と、受講のしやすさについて

Q

テストは難しい?不合格になったらどうなる?

A :講習はプロとしての知識を再確認するためのものです。ロジクエストなら、万が一正解できなかった箇所があっても、補講・解説動画を閲覧することでカバーすることが可能です。

Q

ハガキを紛失してしまった場合は?

A :ハガキがなくても、安全管理者講習の受講は可能です。

Q

一人一車(個人事業主)でも本当に必要なのか?

A :はい。たとえ車両が1台であっても、黒ナンバーを取得している軽貨物運送事業者である以上、例外はありません。

まとめ:猶予期間を有効活用

皆様の元に届いたあのハガキは、国からの「本気」のメッセージです。2027年3月31日はデッドラインであり、そこから準備を始める時間ではありません。直前の混雑に巻き込まれ、運輸支局の窓口で貴重な時間を浪費し、行政処分の不安を抱えたままハンドルを握るのか。それとも、今この瞬間にスマホで講習を済ませ、誰よりも早く安心を手に入れるのか。プロとしての賢い経営判断を、今こそ下してください。

記事の作成者

ロジクエスト編集部

株式会社ロジクエストの貨物軽自動車運送事業における安全対策を担当するメンバーが作成しています。安全対策について分かりやすく解説いたします。