大豊産業株式会社 様
配送代行
在庫管理
電気・通信・土木
工業製品
従業員数300人~
大豊産業株式会社 様

大豊産業株式会社 様

省力化・インフラ整備・新エネルギー・IoT関連に関する製品を多品種少ロットで取り扱う大豊産業様。
同社では、営業社員から在庫管理や配送を完全に取り払う「営配分離」の実現を目標に、かねてよりロジクエストに委託をしていた業務範囲を配送の前段である在庫管理まで拡大。在庫管理と配送を一括にした業務委託で2022年6月から高松支店にてトライアルを開始しています。
今回は、その営配分離の考え方や、四国の物流特性を考慮した同社のユニークな物流構想についてお話を伺いました。

目的

社員から配送業務を取り除き、
本来業務の生産性を向上すること

課題

配送業務が
社員の負担となっていた

効果(検証中)

・社員の配送業務への関与が減少

・概算で年間約600万円以上のコスト削減

在庫管理を含む配送概念図

在庫管理を含む配送概念図

営配分離の実現で、社員の時間をより付加価値の高い活動にあて生産性を高める

在庫管理を含めた配送業務を丸ごと社員から取り払うことで、
自身のスキル向上や更なる生産性向上につながる活動に集中できる環境を整える

インタビューに応える小原様と柳川様

営業本部 第2営業部 部長 柳川 喜資 様

営業本部 高松支店 マネージャー 小原 一洋 様

営配分離の動きは以前からありましたが、社員の負担はなくなりませんでした

30年以上前、配電材料がよく売れていた頃は営業と配送を一緒に行うスタイルが当社では定着していました。
そこから徐々に配送を営業社員ではなく専属ドライバーに任せようという「営配分離」の考えに変化してゆき、求人媒体を通じた採用を行うようになりました。

ただ、そうして募集したドライバーは数か月で辞めてしまったり、入れ替えの度に教育期間が必要だったりと、思うように配送体制が安定せず、結局は営業社員の負担を取り除くことが出来ませんでした。

また、お客様の細かいニーズに寄り添うべく、多品種少ロットで商品を取り扱う大豊産業では、在庫管理や配送業務の際に商品の判別が困難な事もあり、営業社員自身の長年の経験に頼る部分も多くあります。
それもボトルネックとなり、配送業務全般が完全に営業社員の手を離れることが出来ませんでした。

しかし今回、今までの試みから学んだ点も踏まえ、営配分離の完全実現に踏み切ることとしました。そうした背景から、以前より配送業務を一部委託していたロジクエストと、一歩踏み込んだ協業を実施することになったのです。

配送に関わる時間がほぼほぼゼロに。

配送の労働時間を算出した結果、委託によってコストメリットがあることも分かりました

委託範囲の拡大を検討するにあたって、四国5支店の全社員が配送や在庫管理に費やしている時間を時給換算し、参考値として金額を算出しました。

結果、配送の労働時間が全体で約14,200時間あり、そのうち多くの時間を配送のみならず、倉庫業務にも費やしていることが明らかになりました。

また、配送や在庫管理に費やす金額においても、車両の維持費や燃料費を除いて約6,400万円かかっていたところ、委託をした場合、トータルで約5,800万円に抑えられる試算となりました。

つまり、時間のみならず費用対効果も期待できる事が分かったのです。この点について、私達は費用削減もありがたいですが、その上で浮いた時間をどのように使うかが重要だと考えましたね。

一括委託に向け、検討材料とした試算表。社員が配送に関わる時間を徹底分析。

一括委託に向け、検討材料とした試算表。社員が配送に関わる時間を徹底分析。

配送に関わる時間がほぼほぼゼロに。

2022年6月から一括委託を開始して3カ月ほど経ちます。実際の効果はまだ検証中ですが、感覚としては、配送に関わっている時間が確実に減り、他の業務に充てられるようになったと感じています。
また、商品の見分け方や、大豊産業の内務との連携など、今まで属人化しがちであった業務を、どのように仕組みで解決してゆくかという点についても、ロジクエストと協業しながら作り上げている途中です。まずは高松支店で質の高い配送や在庫管理のオペレーションを作り上げ、そのやり方を他支店へ段階的に展開してゆきたいと思います。

四国の地理的な特性を考慮したB2Bの物流ネットワーク構築への挑戦

次の段階として、大豊産業はさらに一歩進んだ物流ネットワークの構想も描いています。
四国は四方を海に囲まれ、本島への主要なアクセスポイントとなっているのは瀬戸大橋、明石海峡大橋、しまなみ海道と限られています。そのため、積載や距離、通行料などの観点から効率の良い物流を実現することが困難であり、他県の事業者が四国に参入する際に障壁と感じるポイントとなっています。
自社の「倉庫」拠点に加え、ロジクエストと協業する「配送」をサービスとして、こうした地理的な制約を解決するインフラとして物流ネットワークの構築を目指しています。この構想では、自社商品のみならず取引先や他社、ひいては競合の商品まで倉庫拠点にて荷受けし、その先の配送サービスも含めたインフラの提供を目指しています。こうした効率的な共同配送の物流ネットワークを構築することは、関わる事業者全体の物流品質の向上に貢献し、巡り巡って四国を盛り上げることに繋がると考えます。
6月から開始したロジクエストへの一括委託はその第一歩となるでしょう。

大豊産業様の拠点を起点とした配送効率の高い物流ネットワーク構想のイメージ図

お客様プロフィール

会社名
大豊産業株式会社
所在地
香川県高松市寿町1丁目1番12号パシフィックシティ高松ビル9階
設立年
1949年
代表者
代表取締役社長 乾 和行
事業内容
省力化関連事業、インフラ整備関連事業、新エネルギー・IoT関連事業
ウェブサイト
https://www.taihos.co.jp/

ロジクエストの強み

営業と配送の分離化で双方の効率化を実現。
また、ドライバー確保の専門部署を設け、常時供給する体制を整えています。

01 営業と配送の分離化

営業と配送の分離化

営業担当が兼務していた集配業務をアウトソーシングし、それぞれの業務に集中できる体制を構築。

02 ドライバー確保に特化した
専門部署

ドライバー確保に特化した専門部署

ロジクエストでは常にドライバーを手配できるよう、ドライバー確保の専門部署を設けています。そのため、お客様のご依頼に基づき、その地域のドライバーの手配をすみやかに行うことが可能です。
自社の配送社員の補完に係る求人広告費や雇用に伴うリスクから解放されます。